NutanixのHCI(ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ)
NutanixのHCI(ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ)
Nutanix社のHCIで、仮想化環境を構成する際に必要なものがパッケージ化された統合インフラシステムとなっており、X86ベースのサーバ、ストレージ、ネットワークや必要なソフトウェアが、既に構築された状態でパッケージ化して提供されております。また、導入・運用に関わる手間とコストを大幅に削減することが可能です。
弊社はニュータニックス・ジャパン合同会社の販売パートナーです。

サービス概要
仮想環境を構築する上で、サーバやストレージ、SANの3階層構造(3Tier)にて従来は構築されておりましたが、Nutanix製品のパッケージ化された製品をご利用することで、一括した構成・運用管理・拡張が容易となります。よって従来型より費用と期間を圧縮することができます。

サービスの特長
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Prism(Webベースの管理ツール)
- ストレージ、仮想マシン、ワークロードを一括管理します。
- ワンクリックでシンプルな操作と管理画面を提供します。
- 機械学習やAIを活用した高度な分析、リソースプランニングも可能です。
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Nutanix Enterprise Cloud OS(エンタープライズクラウドを実現するための基盤)
- 仮想マシンを配置、移行、変換を実現、異なるハイパーバイザー間の高可用性や災害復旧を担保する仮想化機能を提供します。
- データ階層化、重複排除、圧縮、データ保護など、ストレージの最適化に必要な機能が充実します。
- Nutanix独自のKVMベース無償ハイパーバイザー「AHV」を使用します。
- 従来のサーバ、ネットワーク、ストレージで1単位の標準化されたモジュールで構成されています。
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パラメータを指定すると以下を自動的に実行し、仮想化基盤ができあがります。
- ハイパーバイザーのインストール(バージョン変更)
- AOS(Nutanixのソフトウェアの本体)のインストール(バージョン変更)
- CVM(コントローラVM)の起動
- クラスタの構成
- 分散ストレージの構成
- 管理サービス(Prism GUI)の起動
利用シーン
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情報システム部門のメンバが少なく、日々の運用が大変の中で、ITインフラのリソース変更や追加を容易にすることを実現
複数台のサーバ運用を実施してきたなかで、軽作業を都度外部の委託会社へ依頼。
NutanixのHCIにリプレースをしたことにより、リソース変更などが簡単に実施でき、外部への委託事務手続きや費用を抑えることが可能となります。さらにシステム運用負担が軽減されると、企画や生産性向上といった業務に注力することができるようになります。
このようなお悩みをお持ちの方におすすめです
- 各種製品の事前設計、選定が煩雑でITインフラのリソース設計が困難
- 予測を超えた購入によるイニシャルコスト上昇を防ぎたい
- ITインフラ導入に数週間~数カ月、複雑な作業が発生するので短納期で納品してほしい
- 統合管理ツールで運用負荷軽減を図りたい
- 迅速なリソース拡張がしたい
導入効果
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簡単・迅速にセットアップが可能となります
サーバやストレージを個別に組み上げる必要がございません。よってセットアップはソフトウェアで簡単に設定が可能です。また統合された管理画面からサーバとストレージを一元的に管理することが可能です。
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ユニット追加でスケールアウトできます
拡張に伴う構築や設定作業は、ある程度のソフトウェアにるよる自動化が可能となります。また、内部ストレージを仮想ストレージ(仮想SAN)として使用することで、容量・性能を柔軟に拡張することができるので、煩雑な初期サイジングは不要となります。また仮想SANを利用することで、ストレージ専用機が不要となり物理スペースの削減にも寄与します。
よくあるご質問
NutanixによるHCIシステムは、3ノードから順次スケールアウト拡張していく事が可能です。スモールスタートから大規模展開まで柔軟に対応できます。
はい、Nutaniのビジュアル管理ツールである「Prism」を利用いただくと、CSV形式でのエクスポートが可能です。
いいえ、システム停止は必要なく、ライブマイグレーション機能によって一時退避する事により、サービスを停止せず、Upgarade可能です。

サービスの内容
サイジングからシステム構築まで実施いたします。