BWR炉心管理技術
サービス概要
原子炉の取替炉心設計、起動計画作成などの炉心管理技術を確立し、東京電力が海外を含む供給者から原子燃料を自由に調達し原子炉に装荷できる競争環境を実現するなど原子力発電のコスト低減に大きく貢献してきました。
現在では、高精度の炉心解析コードシステムや炉心装荷パターン最適化システムなどを駆使し、東京電力のBWRプラントに対して経済性、信頼性に優れた炉心管理技術サービスを提供しています。
サービスの特長
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豊富な実績
- 炉心管理 13プラント、累計140サイクル以上
- 原子燃料の性能評価 STEP-III燃料、MOX燃料、海外10×10燃料など
- 初装荷炉心特性評価 高燃焼度初装荷炉心、ABWR炉心
- 長期停止炉心特性評価 国内BWR炉心、海外BWR炉心
- 原子燃料の核設計検討 長期サイクル燃料の共同研究など
- FINELOAD-3ライセンス販売 11社
- 炉心管理関連技術調査、コンサルテーション
- 炉心解析コードの改良、検証
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炉心管理業務に必要な各種設計解析システムの開発にも取り組んでおり、炉心解析コードシステムを改良、検証するだけでなく、熱水力、安定性解析システムなども自社で開発を継続しております。さらに、炉心装荷パターン最適化システムに関しては、国内外の電力会社などにライセンス提供実績があります。
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当社の使用する炉心解析コードシステムは、国内外のプラントにおける豊富な炉心追跡計算、ガンマスキャン評価、臨界実験評価およびモンテカルロ計算との比較などにより、MOX燃料を含む各種の燃料・炉心に対する解析精度が確認されています。
利用シーン
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BWR炉心管理の電力事業者による自立化に際して取替炉心設計を含む炉心管理業務を実施する
電力事業者が炉心管理業務を自立化するに際して、取替炉心設計を含む炉心管理業務を実施します。当社では、東京電力のBWRプラントの炉心管理業務に対する豊富な実績を有しており、解析コードの使用を含む炉心管理業務のノウハウなどを生かして、効率的な炉心管理技術サービスを提供します。
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新型の原子燃料などが装荷された炉心の性能を原子燃料の製造元とは異なる解析コードなどで評価する
新型の原子燃料の導入などに際して、原子燃料の製造元とは異なる解析コードなどを用いて新型の原子燃料などが装荷された炉心の性能を評価します。高精度の炉心解析コードシステムや炉心装荷パターン最適化システムなどを使用することで、新型の原子燃料などが装荷された炉心の性能を精度よく評価します。
このようなお悩みをお持ちの方におすすめです
- BWR炉心管理業務を自立化したい
- BWR炉心管理業務を高度化したい
導入効果
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原子燃料の競争環境の実現
BWRの取替炉心設計を含む炉心管理業務を電力事業者が自立化することにより、海外を含む供給者から原子燃料を自由に調達し原子炉に装荷できる環境を整え、原子燃料の競争環境を実現するなど原子力発電のコストの低減が期待されます。
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原子燃料の燃料サイクルコストの低減
高精度の炉心解析コードシステムや炉心装荷パターン最適化システムなどを駆使し、取替炉心設計を含む炉心管理業務を行うことで、原子燃料の使用を節約し、ウランの利用効率を高めるとともにバックエンドコストを抑えるなど原子力発電のコストの低減が期待されます。
よくあるご質問
核熱水力安定性評価やスクラム反応度評価についても、サービスの提供が可能です。 評価項目についてご相談ください。
サービスの内容
- 取替炉心設計
- 起動計画作成
- 運転管理
- 新型燃料の性能評価
- 工事認可解析用炉心性能評価
主な国内外学会発表実績
- VALIDATION OF CASMO5 GADOLINIUM DEPLETION ANALYIS,”PHYSOR2016, Sun Valley, ID, USA(2016)
- CORE FOLLOW AND COLD CRITICAL CALCULATIONS OF OPERATION CYCLES AFTER EXTENDED OUTAGE IN BWRS,” Proc. Of the ANS Topical Meeting – Advances in Nuclear Fuel Management V, Hilton Head Island, SC, USA(2015)
- EVALUATION OF OPERATIONAL EXPERIENCES AND REACTOR PHYSICS TESTS OF MOX LOADED BWR CORES,”PHYSOR2014, Kyoto, Japan(2014)
- Study on the applicability of the current BWR fuel to the extended cycle,”Proc. Of the ANS Topical Meeting – Advances in Nuclear Fuel Management IV, Hilton Head Island, SC, USA(2009)
